ルーマニア2日目。ファウスト観劇


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ラドスタンカ劇場が誇る、「ファウスト」。
7年前に演劇祭に遊びに来たときは、この有名な演目があることを知らず、見逃していた。
この作品を知ったのは約3年前。今は亡き扇田昭彦さんが、福岡でレクチャーをされたときにYoutubeの映像をみせてもらった。

それ以来、いつかファウストを。なぜルーマニアにいたときに、ファイストをみなかったのか。とずっと後悔していた。

その作品をみるという想いが、ようやく現実のものに。

会場のFabrica de Culutura。直訳すると文化の工場。
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ここには2つの劇場スペースと、屋外の上演スペースがある。
ファウストは屋内の右側のスペースで上演される。
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作品は、もう圧巻!!の一言。

何が圧巻って、全部。

ファウストはざっくりと、錬金術師ファウストが悪魔と契約し、この世や神話の世界で超絶幸福から超絶不幸まで、ありとあらゆる経験する、という話らしい。
ゲーテの原作は読んでいないけど、ネットで話を調べたところ芝居は、だいぶ省略(というか再編)されているみたい。

火は吹くし、頭上を役者が通っていくし、激しく演奏しているし、動物とヒトがセックスしてるし、豚のマスク気持ち悪いし。
普通こんなの芝居としてやらないよね?
というようなことがてんこ盛り。
私のもっている演劇という常識の枠をかるーくぶっ飛んでいく。

芝居というより、もはやサーカスという気すらした。
いや、芝居とかサーカスとかそんな枠組みは全く問題ではない。。

圧倒的で圧巻な演出。

そして、そんな派手な演出にごまかされない役者の能力。
身体能力はすっごく高いし、メフィスト役の女優さんが本当に素晴らしかった。
男でもなく女でもなく、ヒトと動物、悪魔っていう区切りがとてもあいまいで、力強く一「生命体」として存在していた。
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彼女に限らず、全編を通して「むき出し」という表現がよく似合う強さのある舞台だった。

この日のために、私は芝居を好きになったのではないだろうか。
この舞台をみれて本当に良かった。
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