締め切り迫るシビウ国際演劇祭ボランティアプログラム 私がシビウに行った理由



ルーマニア、シビウ国際演劇祭のボランティアプログラムの募集が来週2/15(金)に迫っています。
https://www.facebook.com/sitfvolunteers/photos/a.830865503676706/1969183006511611/

ちょうど2年前、私は多大なるモヤモヤを抱えながらこのプログラムに応募しました。
当時は次の就職先も決まらず、福岡にはいたいし、芝居も続けたいけれど福岡で芝居を続けることに懐疑的になっていた時期でした。

福岡に引っ越してきて約4年。芝居を通じていろんな方とつながっていけたけれど、なぜかそのつながりがしんどくも感じてきた頃。純粋に芝居をみることが楽しめなくなっていました。

シビウ国際演劇祭には、世界各地から演劇、ダンス、野外パフォーマンスの団体が集まり小さな町の中で約10日間、ばばばっとお祭りが沸き立ちます。

以前にも行ったことがあったので、その状況は知っていたのですが、このとき改めて、こういう場に集まる国際的なカンパニーをみてみたい。一緒に働いて彼らの姿勢を感じたいというのが一番の最初の目的でした。きっとそこに自分の抱えるモヤモヤのブレイクスルーとなるきっかけがある気がして。


実際行ってみて、よかったなぁと思います。

日本の文脈からは絶対でてこないような表現、遊んでいるの?と聞きたくなるほどリラックスしているのに本番2時間前からの集中で一気に仕上げていくパフォーマー。圧倒的に鍛え上げられた身体的パフォーマンスの数々。

言葉はわからなくても、みたことのないものでも、そうして表現されるもの、作られる空間にはエネルギーがとっても溢れていて、芸術の力を心底信じさせてくれる。
小さな地域のくくりにしばられて考え方が凝り固まっていたのがスーッと外された気がしました。
今でも福岡で芝居を続けているのは、この時期の経験があったおかげだと思います。
福岡で、といっているけど、本当はもう自分のいる場所はどうでもいいなって思ってます。

やりたいことがあればそこへ行く。地域は大切だし、いとおしいものだけどそれが重要なわけではない。
本質的なものはそれ以外の部分にあるのに、なんだかみてなかったんですね、きっと。

1か月という短期間でも、海外にいくこと、日本の生活の文脈から身を遠ざけてみることは、振り返ればすごく重要な意味があったなと思います。



正直、モヤモヤしてるから、なんて理由をエントリーシートに書くのはどうなんだ?!と思いましたけど、偽っても仕方がないので正直に話したうえで行って帰ってきて本当に良かったです。

芝居の作り手の方のなかでも似たようなモヤモヤ、抱えているかた結構いるんじゃないかな。

いっちょ、海外いってみませんか?

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