おもてなしの英語、瀬戸芸の国際性を考える


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瀬戸内国際芸術祭には、外国からたくさんの観光客がきていた。

一番多いのは、台湾。
他にも中国、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカなどなど。

中には日本語を流ちょうに話される方もいるが、そうではない方が圧倒的に多い。
そんなときは英語でコミュニケーションをとる。

私も流ちょうに話せるわけではないが、自分が海外に行くときに役立つから、と思いこれまで英語を学んできたし使ってきた。
それが、日本を訪れてくれる人のために役に立つ日がくるなんて。

誰かをもてなすために、英語を使えるというのが嬉しくて仕方ない。


ちなみに2010年の瀬戸内国際芸術祭では、そんなに外国人観光客が多かった印象はなかった。


2年前に直島を訪れた時は、外国人観光客が多かった気がするし今回、秋会期の初めから中ごろまでは海外からのお客さんのほうが多いように感じた。豊島でも、感覚的にお客さんの7割、8割くらいが海外から、という日がしょっちゅうあった。

お客さんだけでなく、こえび隊(ボランティアスタッフ)も、事務局スタッフも海外からの方がたくさんいて、こえび寮では日本語をネイティブで話す人のほうが少なかったくらい。中国語が飛び交う中、中国語が分からない日本人一人ポツーンという逆転現象も経験したり(笑)
瀬戸芸にきた日本人観光客も、外国人スタッフの多さに驚いたのではないだろうか。
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本当に日本か、ここは。
これだけ海外から訪れる人が増えたのは、芸術祭が、アートがこの地にもたらした変化なのだろう。

日本人のこえび隊の中には、当然日本語しか話せないという方もいる。
でも海外からのお客さんを前にして、みんななんとかコミュニケーションをとろうと頑張る。
知っている単語と身振り手振りで伝えようとする人、英語、中国語の書かれたコミュニケーションカードを使って伝えようとする人、翻訳機や翻訳アプリを駆使する人。
海外からのこえび隊も、日本語が話せる人ばかりではないので同様に頑張っている方が多くいた。


現場にいると必死であたふたしてしまうんだけど、これって実はすっごいことなんじゃないかな。


美術でも演劇でも「国際」と名のつくイベントは多くあるけれど、作品だけ海外から招へいされているという場合がほとんどだ。
そんな中、瀬戸内国際芸術祭は作品だけでなく人の交わりにおいても、「国際」芸術祭と成熟した稀有なケースなのではなかろうか。
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