生理が劇的に快適と噂の、月経カップを試してみた



月経カップってご存知ですか?
欧米生まれの生理用品です。 
身体の外につけるナプキンと違って、膣にカップを挿入して、経血を受け止める生理用品です。
今回は月経カップを試してみてのレポートです。



 

 

なぜ月経カップを試したのか?

最近はナプキンやタンポンと比べると、あまり馴染みのない方も多いかもしれません。
生理でしんどいときに、生理の不快感を小さくする方法を夜な夜な調べ、いきついたのが月経カップでした。

ナプキンが不要になり、生理が快適になるらしい。

そんなワードに惹かれるものの、紙ナプキンと比べると圧倒的に高い値段。

数年間、ためらっていたところ、今年に入って月経カップの体験者に立て続けに出会い、体験談をきいて購入に至りました。
私のためらっていた間、日本でも少しずつ月経カップが広まり、お手頃なものも登場してきたことも購入に踏み切れた理由のひとつです。


購入して月経カップが届いたけれども、大きさに戸惑う

直接試してみるわけにもいかないし、レビューをみて、比較的安価のメルーナを通販でポチりました。
到着して、最初の印象は「でかっ」
ヤクルトくらいの大きさはあるでしょうか。
これを何時間も体内に入れておくのか、というところで本当に大丈夫なのか?という気がしてきました。

シリコンでできていて、挿入時には折りたたんで小さくするのですが、それでも…

心配になりながらも初回の使用に向けて、洗っておきます。


 


初めての月経カップ

しっかり手を洗い、トイレで中腰になって月経カップを挿入します。
普段タンポンも使用しているので、難なく挿入はできましたが、折りたたんだカップが開いたかがわかりません。

なんとなく圧力で吸い込まれている感じがしたので、これでいっか。と様子を見ることにしました。

不安だったので、ナプキンも併用です。


挿入から数時間後、月経カップを取り出す

カップ挿入後、慣れないものが身体の中に入って良き位置をつかみかねているのか、カップと一緒に空気が入ったのか、ぐぅぐぅとおなかがなります。
数時間後、トイレにいってみると少しナプキンに経血が少しだけ漏れているものの、大部分はカップに入っているようです。

月経カップは、種類により使用時間が異なり、定期的にとりだして中に入った経血を排出します。


ここで第一の難関。


カップがとりだせない。


「まさかぁ~そんなことはないでしょ」と、ツッコミ再度取り出そうとするも、カップの先が掴めません。
指で触れる事はできるものの、しっかりと圧力で固定されて掴んでひっぱれないのです。

やばいやばいやばいやばい。

こんなものを体内にいれたまんまにしておくなんて危険すぎる!!

と焦りながらも、落ち着こうと大きく深呼吸して力みます。

すると少しだけカップがしたのほうに降りてきました。

しめた!と思い、カップの先端をつかみ、押さえて空気を入れ無事に取り出すことができました。


圧力で身体の奥に入り込む月経カップ。
とれない!と焦るのは、初めての月経カップあるあるのようですが、本当にあせります、これ。


月経カップの再挿入は難しい

連続で使用できないタンポンと違い、月経カップはきれいにあらえば連続で使用することができます。
カップをきれいに洗って再度挿入。

と思いきや、さっき入ったものが入らない。

カップのたたみ方を変えて、自分の姿勢を変えてと頑張りますがこれがなかなか入りません。
入ってもカップが開いてないようでやりなおし。

そうこうしているうちに疲れてしまい、一度挿入をあきらめナプキンで過ごすことにしました。

生理期間中、何度もトライしましたがうまくいったり、いなかったり。
疲れるし、寒いし、風呂場で、しゃがみこんで、お尻まるだしで何やっているんだと泣きそうな気持ちになります。

10分頑張ってうまくいかないときは諦めて、時間をおいてトライしました。
結局、1回の生理では月経カップをマスターすることはできませんでした。


初めての月経カップで大変だったこと


・月経カップを体内でひらく
折りたたんだカップは体内で膣に密着させる形で開くのですが、開いたかどうかが自分の感覚頼りでは全く分かりませんでした。
いつも少しだけナプキンに経血がついていたので、やっぱりうまく開けていないようです。

カップを開くには挿入後、カップを押し引きしてみたり、コツがあるそうなのですが、一度目の生理ではつかめませんでした。


・経血がトイレの底にたまる
カップにたまった経血はトイレに捨てます。
水よりも重量が重いからか、底にたまり一度流しただけではすべてが流れきりません。必ず二度水を流すのって、なんだかもったいない気がしました。
おそらく経血の捨て方も、一か所にたまらないよう回しながら流すなどのコツがあるのと思います。


・手が汚れる
タンポンと比べても圧倒的に汚れます。
タンポン以上に体内に指を突っ込むので。水道のついた自宅トイレでも汚れた手とカップの処理はかなりハードでした。
トイレ内で洗おうとすると飛び散ったりもして、途中から着脱はお風呂場でおこなうようになりました。
そのまま捨てられるナプキンやタンポンと異なり、月経カップは挿入や洗浄処理が必要です。

その点でもお風呂場はオススメ。

慣れた人は外出先のトイレでも、ウォシュレットやペットボトルに入れた水などで手洗いも洗浄もおこなうそうですが、初心者にはお勧めしません。
初めての月経カップを外出先で使うのは絶対にやめたほうが良いです。


月経カップをつけてよかったこと

とにかく大変なことばかり書いてきましたが、よいこともありました。

・交換は一日数回で良い

数時間おきに交換するナプキン、紐が汚れがちなタンポンと異なり、長時間つけておけるので楽です。
衛生の観点から、きめられた使用時間内で取り出す必要はありますが回数が圧倒的に少ないです。


・蒸れない、伝え漏れがない

ナプキンと違って経血を体内に留めておくので蒸れたり、伝え漏れをすることがなくすっごく快適です。
カップがうまく開けないために漏れることはありましたが、量が圧倒的に少なく、気持ち悪くなりません。


・ナプキンの使用枚数が減る

まだ慣れないので、念のためナプキンをつけて過ごしました。
うまくカップが開かずに経血が漏れてしまったこともありますが、それでも使用するナプキンの枚数が劇的に減りました。
しかも薄くても大丈夫。今後、慣れてくれば、さらに使用枚数は減ると思います。


試すなら、自宅で外出自粛生活中の今がチャンス


先ほども書きましたが、初めての月経カップを試すなら、外出時は絶対に避けたほうが良いです。
手は汚れるし、洗浄も必要なので、自宅のお風呂場で試すのが良いです。
それも、なるべく時間の余裕をもって!
スムーズにいけばよいけれど、着脱にも結構時間がかかる可能性があるので。

ナプキンのようにベリッ!パッ!とはいきません。

一度は試してみたい月経カップ

まだまだ慣れなくて大変な思いもする月経カップですが、生理の時にナプキン以外の選択肢があるのは嬉しいこと。
外出時はナプキン、自宅にいるときは月経カップなどその日の過ごし方にあわせて使い分ければ良いので。

購入費用はナプキンと比べて安くはないけれど、ナプキンをすべて月経カップに切り替えれば1~2年で元はとれそうです。
私の知り合いは10年同じものを使っているそうなので、かなり安く済んでいました。


個人差はあるけれど、多くの女性が何十年と付き合う生理。
月経カップをうまく使用できれば、一般的な紙ナプキンよりもうんと快適で安くてゴミもほとんど出さずに過ごせるはず。
一度は試してみてもよいかもしれません。



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