無理ばっかり。上演おわりました。



Aramacky Presents「無理ばっかり。」上演終了しました。

応援、ご来場くださった皆様、ご配慮くださった皆様、関係のみなさま、無理ばっかりいいながらお誘いくださった荒巻さんありがとうございました。

この数か月、舞台に関わることが少なく、手芸と農作業ばっかりやっていたため気持ちの面で若干迷子になりかけてました。
「私、本当に演劇制作だったっけ?」みたいな。
このプロジェクトが動き出して、やっぱり制作だわ、とほっとしました。公演をさせてもらったことに感謝しています。


ただいま、打ち合わせを終えて帰りの電車の中でこの記事を書いています。

クロキ先生と愉快で楽しい制作チームの裏話。劇場での感染症対策などなど振り返りをしたいところですが、それはまた改めて。

今回は、個人的な感想をつづっておきます。


公演の前日、当日はご来場予定の方々が、久々の観劇を楽しみにしているのを感じました。


そりゃそうですよね。
私自身、4か月ぶりの劇場でソワソワしていましたもん。
仕込みをお手伝いにきてくれた方は、劇場のバトンが上下しているのをみただけで感動したと言っていました。


開場中、マスク越しに目が合い、一瞬考え、互いに誰かとわかった瞬間。
わー!!!と近づきたくなるのをこらえ、必死にソーシャルディスタンスを保ちます。もどかしさを感じつつ、再開の喜びをかみしめます。

開場して、お客さんが入って、前説があって、芝居が上演されて、お見送りして。


「よかった、まだ劇場は生きていた。」なんて言ったらオーバーかもしれませんけど。劇場にいるということを感じて、ほっとしました。

そして何より、楽しかったです。
帰り道。「あー、楽しかった」と何度もつぶやきました。

折しも公演のあった週は、ようやくぽつぽつ再開し始めていた舞台業界に感染症対策の面で、大逆風が吹き荒れていたときでした。

やべぇぞやべぇぞとざわつくスタッフチームで作ったのは、超長文のお客さんへのお願いメール。

来場前の体調管理をはじめとして、ご来場後の案内まで、1300文字超えのメールでした。
こんなの誰が読みきれるんだ、と思いながら作りましたが、みなさん目を通してきてくださったようです(みんな優しい)。

中には体調を考えて観劇を取りやめた方もいました。
公演のために、行かない、という決断をされたことも有り難かったです。早く回復されますよう、どうかお大事に過ごされてください。

今回、来れなかった方にも、また次があるから大丈夫、と言えるように演劇を続けなくてはと思いました。



さて。


これから2週間の健康観察期間にはいります。
上演が終わっても劇場をあとにしても、まだ「公演が終わった」とは表現しづらい今公演。
関係者一同、まだしばらくは気が抜けません。

いつもならば制作は、孤独に会計処理に入る期間ですが、今回はひそかにみなとの繋がりを保てそうです。

県をまたいだ移動をしていることもあり、私はなるべく家族との距離もとって生活を送ろうと思っています。しかし、これからしばらくは公演の度にそうするのかと思うと、若干のしんどさも感じます。どうしたものかな。


考えることはたくさんありますがそれでもやっぱり、芝居ができてよかった。
この一言につきます。

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