続・演劇好きがオンライン観劇をして感じたこと



引きこもり生活も約5か月が経ちました。
劇場になかなか出かけられない状況の中、演劇の映像配信をみています。
集中力がないので、配信で鑑賞する方法がベストとは思えないけど、今の状況下で演劇を楽しむために残された唯一の方法なのでなるべくみるようにしてます。
東京や、海外でしかみられない作品に触れる事ができるのは嬉しいですね。

 演劇好きが自宅からオンライン観劇をしてみたら http://soreike-ooo.seesaa.net/article/474583917.html
 演劇好きが3か月間オンライン観劇をして感じたこと http://soreike-ooo.seesaa.net/article/475282367.html

過去に書いた記事の中で、「PCをテレビにつないで部屋を暗くしてみる」が、私の自宅オンライン観劇の最適解だったのですが奇妙なことが起きたのでメモしておきます。

ことが起きたのは木曜日から配信が始まった劇団ノーミーツの作品。

zoomを使った長編演劇が話題となった「門外不出モラトリアム」から約2か月。
さらにパワーアップして、新作登場。
チャット欄や、エモーション投票欄など、作品をみるだけでなく、人のコメントを呼んで推測したりチャチャいれながら鑑賞できるのが楽しいです。

今回は、架空のSNSの作り込みがすごくかった。

前回は、zoomという身近なアプリを使ってどこまで演劇っぽいことができるか、オンラインならではの作品ができるのかという視点でみていたのだけど、今回は…もはや真似できません。
小劇場から突然、お城のプロジェクションマッピングをみたような感じでちょっと手出ししきれないな、という領域に入っていました。
ノーミーツ.png
(後ろの小さい窓でもキャストが芝居しているのがみれる)
4.png
(ポケモンGOでみたことあるぞ、この景色)

コメント投稿もしたかったし、最初はPCで見ていたのですが、ふと思い立って、映像をテレビに映し出してみました。

と、

妙な違和感とともに途端に面白さが一気に半減。

なんでだろうなぁ。

「テレビ番組が頑張ってツイッターのコメントを拾うけど、追い切れるわけがないしどうしたって一方向的に感じてしまうよね。」という感覚に陥りました。
TV画面に映しだした途端に作品との距離を感じたし、作り込んであったSNS空間も少しチープに見えてしまう現象を目の当たりにしました。
(かわいくていんだけどさ)

3無題.jpg

で、即PCに切り替え。

この前の記事でも少しだけ書いたけど、こういう映像作品の場合こそPCやスマホで、コメントなどで作品にアクセスできる感覚が必要なんだろうなぁと思います。

ちなみに普段から大画面を見ながらコメントをしてたら、おそらくこの違和感は起きていません。
私は普段スマホやPCで文章を投稿したり、他の人のコメントをみる行為をしています。
それらの「行為」と、使用した「ツール」(テレビ)がちぐはぐだったことで違和感が生じたのだと思います。


そうして考えると、舞台の上演を撮影した映像の配信なら、大画面でのテレビでの鑑賞が向いています。
純粋な上演舞台では、大きな手出し(見て思ったことを上演しているそばからブツブツ言うとか)はできないほうが良いから。



劇団ノーミーツ「むこうのくに」

残りの公演
7/25(土)14:00/20:00
7/26(日)14:00/20:00
15分前までPeatixで配信チケットを購入できます。


余談ですが、劇団ノーミーツのメンバーをみてみると、13人中、俳優が1名というこれまでの劇団イメージとはかなり違う構成比率になっています。
こうなると、俳優が多い劇団が公演でテクニカルスタッフを外注するのとはが逆で、スタッフ集団が演技のできる俳優を外注しているというようにも見えますね。
そういう作り方は、商業演劇や劇場ではよくあるのでしょうけど、劇団という名がついているスタッフ集団・企画も新しく感じます。

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